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【中尊寺・金色堂】松尾芭蕉の「五月雨の降り残してや光堂」の場所へ!

2024年1月14日

こんにちは〜!

この記事では、

2020年3月の東北・北陸旅行4日目、

岩手県平泉の中尊寺へ行った時の

事を書いていこうと思います!

中尊寺の前に、同じ平泉の、

毛越寺に行った記事は昨日投稿しました。

毛越寺からレンタサイクルで、

中尊寺の麓まで2km程走りました。

中尊寺金色堂へ向けて、

月見坂を登りましたが、

結構勾配がキツくてしんどい。

さらに、そんな坂を結構歩きます。

しかし奥州藤原氏の清衡が

「東北を平和に」

という思いで作った中尊寺は、

境内が広くて建物も多く楽しい。

そして金色堂の煌びやかさ。

松尾芭蕉の句があり、

カフェでピザも食べられました。

「奥州藤原氏って何?」

って人は上の記事を読んでみてください!

中尊寺へはキツい坂道を登る?

毛越寺から中尊寺の麓まで、

レンタサイクルを15分位

漕いだでしょうか。

結構遠い😅

平泉駅でレンタサイクルを借りたのは、

正解でしたね〜。

平泉駅のレンタサイクルについては、

毛越寺の記事を読んでみてください。

自販機でお金払って、

カプセルで鍵が出てくるスタイル。

途中、平泉文化遺産センターにも寄り、

中尊寺へ。

レンタサイクルを麓の駐輪場へ止め、

中尊寺の参道へ。

中尊寺へはキツイ登り坂

登らないといけません😅

高い木がそびえる林の道。

最初に近くを歩いてた、

3世代のファミリーが

しんどそうでした。

子供が年寄りを置いて

ドンドン上に登って行く😅

この坂は「月見坂」という様です。

江戸時代に伊達藩によって、

植樹された杉並木のある坂。

樹齢300〜400年

ほどあるそうです。

この中尊寺の雰囲気、

兵庫県書写山

を思い出させられます。

時代を感じさせる

弁慶の顔ハメ。

顔ハメは1人でなければ、

結構やりたいんですけどね〜。

近くに弁慶の墓もあった様です。

途中、たしか山道を2/3位まで、

登った所からの眺め。

結構高い所まで登った様です。

お目当ての中尊寺金色堂まで、

結構距離がありました。

歩くのに慣れてない人は、

しんどいかも?

中尊寺が建てられた経緯は?

ここで説明しておきます。

中尊寺を建てたのは、

奥州藤原氏初代・清衡。

中尊寺建立の目的は

前九年の役後三年の役

で亡くなった

東北地方の人々の霊を

敵味方の区別なく

慰めること。

さらに「みちのく」と言われ、

辺境とされていた東北地方に、

仏国土

(仏の教えによる

平和な理想社会)

を建設すること。

清衡はまず最初に、

「みちのく」の最南端、

白河関福島県白河市

から、
最北端の「外が浜」

青森県陸奥湾沿岸)

に至る、
「奥大道」の道沿い1町(106m)ごとに、

卒塔婆を建て、
街道の中間点の中尊寺

の山上に1基の塔を建立しました。

中尊寺は位置的に、

東北地方の中心で、

実際この時代には政治的にも、

中心的な役割だったんですね。

清衡が中尊寺を建てた後、

二代目基衡が毛越寺を建立、

三代目秀衡が毛越寺

を完成させ、

無量光院を建てました。

中尊寺には今でもたくさんの建物がありますが、

鎌倉時代には、

寺塔の数が40以上、

禅房(僧房、僧の宿舎)

が300以上あったそうです。 

中尊寺・金色堂は松尾芭蕉の「五月雨の降り残してや光堂」の場所!

さて一番お目当の金色堂へ。

写真撮影禁止📷🙅‍♂️でしたが、

金色堂は参道から、

かなり奥の方。

昭和期に作られたという

近代的な建築物

(新覆堂・しんおおいどう)

の中に覆われてました。

それ以前の覆堂は木でできた建物。

金ピカなお堂を

維持するためには、

金色堂が外に

さらけ出されたままでは

難しかったんでしょうね。

本を撮った写真で申し訳ないんですが、

全てがゴールド

のお堂があります。

生で見るともっと煌びやか。

中尊寺の公式HP位しか、

金色堂の内部を見れる所がない😅

YouTubeも中を映した動画は、

ありませんでした。

ちなみにこの本は中尊寺売店

700円位で買ったものです。

「中尊寺を歩く」という本。

この金色堂の中に、

奥州藤原氏4代当主

(清衡、基衡、秀衡、

泰衡(首のみ))の、

遺体がミイラになって、

置かれています。

松尾芭蕉の像。

「なぜ、この場所ーに

芭蕉の像が?」

と思われました?

(ダジャレじゃない

ですよ)

なぜなら松尾芭蕉は、

中尊寺で有名な句を

読んでいるからです。

五月雨の

降り残してや

光堂

芭蕉中尊寺金色堂を訪れた時は、

雨(5月?)が降っていた

そうですが、

覆堂が今の様な鉄筋の建物ではなく

木の造りだったので、

雨の中でも、

覆堂に覆われてても、

金色堂が光り

輝いて見えた

事を、この句に読んだそうです。

金色堂の売店で買った、

この漫画に載ってました!

かんざん亭で「ばっけピザ」食べた?

そして、さらに中尊寺を奥に入ってみました。

カフェがある様です。

「かんざん亭」というカフェ。

この時たしか10時台。

朝ご飯を食べてから、

そんなに時間が経ってなかったですが、

毛越寺から中尊寺まで、

レンタサイクルを漕いだ後、

結構坂道を歩いたので、

休憩する事にしました。

多分「かんざん亭」は

「観山」亭

なんでしょう。

山の景色がとても良かった。

東北の山の景色は美しい。

 

写真右の、

かりんとうまんじゅう

が美味しかったので、

お土産に買って帰りました。

少し温めてあったのもあって、

とても柔らかく香ばしい。 

 さらに「ばっけピザ」を頂きました。

「ふきのとう」

と味噌のピザ。

岩手では「ふきのとう」を、

「ばっけ」

と呼ぶそうです。

最初は「自然薯のマルゲリータ」を

食べようとしたんですが、

「ばっけピザは

春限定!」

と押され、

「ばっけピザ」にしました(笑)

「ばっけ」の春らしい

爽やかな苦味と

味噌の風味が

美味しかったです。

右上の苺のデザートも

美味しかった。

ばっけピザ、

全て岩手県産の食材を使っているそうです。

近くに能舞台もありました。

毎年お盆に薪能(たきぎのう)

というお祭りがあり、

全国から能楽ファンが

集まるそうです。 

まとめ

  1. 毛越寺中尊寺は結構距離がある。レンタサイクルがオススメ
  2. 中尊寺の参道(月見坂)は坂道が結構キツい
  3. 歩くのに慣れてない人はしんどい?
  4. 中尊寺奥州藤原氏の初代・清衡が建てた
  5. 中尊寺は位置的に東北地方の中心
  6. 金色堂は全てがゴールド
  7. 松尾芭蕉金色堂のことを詠んだ句がある
  8. 「かんざん亭」のばっけピザが美味しい

 歴史的な経緯をもう少し、

まとめに入れたかった気もします。

さて、この後は再びレンタサイクルで、

高館義経に行き、

平泉を後にします。

 それでは今日はこの辺で!

※スパムしか来ないため、

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